Oracle　Siebel　CRM（シーベル）の評判を詳しく解説！「評判JAPAN」

【いい評判】

・「顧客管理業務ソフトウェアでは、シェアNo.1で、特に安心。」
・「8.1以降になってから、機能強化されてより使いやすい。」
・「インターフェイスはオラクル色はないが、反対に業界標準的とも言えるので馴染みやすい。」
・「オンデマンドになったので、サポートで一歩上をゆく感じがする。」

【普通の評判】

・「CRMそのものがまだ定着感が薄いが、オラクルのネームバリューで導入は意識するようになった。」
・「SaaSに柔軟に対応してくれたおかげで、他社の障害に見るような心配だけはなくなった。」
・「管理としては、まだまだサポートで不安が残る。カスタマーサービスの充実度で今後検討する。」
・「エンドユーザーに対するセキュリティーでは、DBのオラクルなら安心感はある。」

【懐疑的な評判】

・「モバイルの対応がちょっと遅かった気がする。」
・「シーベルの資産をどこまで受け継いでいるか不安があるが、検討価値はある。」

上記の評判をまとめてみると、「シェアではトップ」という意見が多かったです。
評価は口コミをみている限りでは「一流企業向け」、「独自路線」という傾向にあります。

そもそもがソフトウェアベンダーとしては、「OracleVM」など、独特の路線をゆく最大手DBソリューションベンダーですが、カスタマー志向のSaaSでは、最も安定したシステムということで、クラウド分野でも特徴的なサービスを展開しています。
業界では元々CRMに特化したソフトウェア企業であったSeibelを買収したことで、CRMを既に導入検討に入った顧客をも獲得して、結局CRMではシェア独走状態のようです。
新規参入でありながら、多くの企業で採用されるデータベース管理ソフトウェアベンダーですので、その点では多くの評価で信頼を獲得しています。

インターネットでエンドユーザーが個別に利用するサービス提供型SaaSの導入事例では、日立コンサルティングが既にいち早く導入しています。（2006年）
日立もまた、工場や大型プラントの基幹システム、制御系ITインテグレーションでは業界トップの企業ですが、そこでは企業間コンサルティングで、必要コストから導き出される予算構成、提案などで受注の際に生じる、営業先とプロジェクトの進捗情報の社内共有、戦略的受注活動の効率化に、モバイルからアクセス可能という業界標準SaaSの活用をしています。
特に大きな受注が数多くある場合では、CRMでは全社規模での情報共有ではコストが膨大になり、最適化が難しく業務支援に成りえないと言われてきましたが、最大手Siebelの技術を取り入れたことで、コールセンター業務などからのフィードバックを営業活動に個別で利用できるなど、CRMの特徴である「生のリサーチ」をタイムリーに安定して共有する上でも、 Oracle Siebel CRMは非常に評判が高いです。
やはり、海外ではグローバルスタンダードなベンダーならではの知名度が、功を奏しているようです。

Oracle　Siebel　CRM（シーベル）の２ｃｈの評判やクチコミを見てみると下記のような口コミが多かったです

・「官公庁お抱えベンダーのCRMソフトウェアという感じかな。」
・「代表的なCRMソフトは、シーベルも含めたSAPとか大企業が多いよね。」
・「やっぱりしょぼいサーバーでCRMよか、オラクルでCRMの方がそりゃいいよね。」
・「分析に使うけど、恩恵は本社だけかな。」
・「社内が透明性ってことで、日本だとどれくらい普及してるんだろうね。興味あるよ。」

元々オラクルは企業全体が共通で使用する経営資源活用、ERPの分野で大企業、官公庁では実績を多く持つ企業なので、2chではそこにSAPや他のSaaSの分野に、クラウド系技術ではなく、メインフレーム寄りということで、CRM参入は2chでも過去ログになりますが、驚きをもって捉えられたみたいですね。
話題はやはり、企業内で利用しているクライアントとしての社員評価ですが、これに関しては2chでは、他社と比較して「安定している」、「挙動は比較的早い」などと評価は概ね良好です。
それとクライアント側からに意見が多い2chでは、営業での活用事例の情報を積極的に集める人が多かったですね。

企業の特徴をまとめました。

【仕事内容】
見積りから入金までのプロセスを営業ベースで、モバイルからアクセスできる「Siebel Mobile Sales」、企業内全製品データーベースに、簡略化したプロセスを提供する「Quote & Order Capture」、クローズドなリサーチマーケティングでコンサルティングをサポートする「Siebel Enterprise Marketing」など、SaaS（顧客のニーズに合わせたソフトウェア提供システム）を提供するCRMでは最大手企業です。

【企業の強み】
データベースの分野では、リレーショナルデータベース管理システムなど、ほぼ業界独占状態のオラクルですが、そこへSaaSの機能を持たせたCRM業界参入で、既にオラクルのソリューション導入企業では浸透もスムーズだったようで、結果としてCRM業界シェアでは圧倒的になっています。
大企業導入事例も多数あり、もはやスタンダードになっている強みがありますね。

【社風、企業理念】
主軸がデーターベース営業でもあるので、コンサルサポートでは情報共有が図られ、企業内の風通しは良いそうです。
そもそもが他の部署と共同で案件を取り扱うため、チーム力の強い人材が多い企業です。
個人裁量の比率が大きく、入社1年目で既に月収40万を超えるなど、企業としては一流。
それでいて、チームの成果であってもインセンティブボーナスは、個人評価にかかるなど、あくまでも実力主義が社風になっています。
オフィス環境は、Googleと同じようにフリーアドレス。
執行役員にも女性が登用され、先進的なIT企業としての地位を築いています。